●物を描いている人・書いている人にお尋ねします。
●犯罪事件・発明機器・特殊能力者などの設定を思い付いた場合、それは誰が何の目的で行った事にするか、迷った事はありませんか?
きっかけは家庭教師している時、生徒が興味を示した長文の文献元をウィキペディアで調べてやっている時でした。
携帯でググるのは重いので、私は調べ物をする時はたいていウィキペディア携帯版を使うのですが、これをスポンサードしてるのってほとんど男性向けエロ漫画なんですよね。
で、濡れ場の広告バナーが出るもんですからなかなか画面を直に義務教育生徒に見せられなくて。
で、ふと気がついたんです。
ここの所のネットに特化した機械の発達は、風俗の発展がそれを後押ししたんじゃないのかな〜って。
例えばエロサイト・テレホンセックス・チャットを使った外人との会話とそれをROMる客。
例外的に、あの馬鹿でかい携帯電話を今のサイズにしたのは、女子高生たちかもしれません。
彼女たちは売春以外で、すでにメーカーに新型を出させる発言権を持っていた訳です。
(売春してたコギャルが持ってたのはどちらかというとポケベル)
それを考えると思い出すのは、パリの貴族のファッショントレンドはなぜか娼婦(コケット)からインスパイアされたつけホクロやデコった巻髪だった事。
文化を発展させる動機づけの半分は、いつも風俗(平たく言えば下ネタ)だった…と今は言えるかもしれません。
では残り半分は何か。
私が初めて創作系の漫画に手を出したのは中学生の時で、その時はぼんやりと「天才で人権なんか認めないドクターが実験で人為的に双子を造り、二人のエスパーにする…が組織から逃げられる」という掴みでした。
あの頃は学費は誰が払ってくれてるのかもよく解ってない頃で、だからこの博士の思想観に満ちた計画をスポンサードしたのは誰かなんて、考えてもいませんでした。
それから数年経って、事件・武器・能力を思い付く時は「軍用のテレホンセックスに開発された」という動機づけばかりに収まる事が多くなって。逆に「他にないのか!?」と思うくらい。全ての秘密組織は某大国が軍に転用する目的に開発した事ぐらいしか思い付かなかったんですよ。
そんな大学時代に「機動警察パトレイバー」に出会い、未来(1995年)に起こる関東大震災からの復興に貢献した人型汎用機器レイバーを、あくまで兵器ではなく土木機械と位置付けたのは新しい!と思いました。
なんか「なんでもかんでも軍の機密実験かよ!」と思っておりましたもので。
ダイナマイトを発明したノーベル氏は、生きてる間は女にはモテないし、兄が死んだ時誤報で「死の商人逝く」という見出しを見て以来、死後の自分の評価が気になってしまい、結果ノーベル平和賞を創ったんですからねえ。
戦後50年経っても軍が潤沢な資金援助してくれる開発なんて、もはやあるんでしょうか?
日本の現行政府やアメリカ政府・中国政府を批判する人は多いですが、実際手に入れた、抜群の治安の良さと識字率の高さから見て、日本はとても賢い戦後を送ったようです。
そう考えると動機が「退屈だったから」というデスノートは現代風でしたね。
芸術の世界に目を向けてみれば、あきらかにとある独裁者を讃えた交響曲があるし、日本の詩歌では戦争中戦意高揚活動をしていた物書きが戦後「自分は間違っていた」と山に引きこもったり。
こないだテレビで現代アートに値段をつける番組で、おまえはそれが愉しくてやってるんだろ!?という自己満足作品から、うーんこれはこういう店に置いたら映えるだろうなあと思わせられるのまで色々あって。
やっぱお客さんありきの芸術…という線も捨てられません。
「退屈」…といえば、軍用のテレホンセックスでも風俗でもない2ちゃんねるをまだひろゆきがやってた頃、「画像貼付けできるようにしないんですか?」との問いに「そのシステムがなかったからこそアスキーアートがここまで発展したんだと思いますよ」と回答。
アスキーアートはスキルさえあれば男根画像も割れ目画像も修正なしで堂々と貼れる。
そういうのと上手く渡り合えればなかなかに楽しめると思う。
何かの文化が生まれる時、それが軍事開発目的なのか、風俗的目的なのか……。
それとも何か新しい動機が見つかるのか…?
いまそれを考えるのが楽しみです!
予想では、平均寿命を延ばすこれからの70歳たちが、医療開発に金を落としてくれなあ〜。
テレビ電話は当分いらないや…(´∀`;)