おでん前面に、早くもコンビニ秋商戦が始まったとニュースでやってました。
私どもの店でも先週初めから、おでんを始めましたが、まったく売れません。
もともと、冬にもおでんは売っていませんでした。
コンビニでおでんを売っていないのと思われるかもしれませんが、売れなければ、廃棄ばかり出て、赤字になりますから、売らない店もあるのです。
おでんに限らず、店によって売れる店と売れない店が出てきます。きっと味が悪いんだとか思われるかもしれませんが、それもちょっと違います。基本的に具材も出汁も地域によって特性がありますが、ある地域では同じです。
置く場所も基本的に同じですし、作り方もマニュアル通り。でも売れない店はあります。
うちの場合はインターチェンジに向かう道路沿い、お客様の大半が車で来られます。
徒歩の方はわずかです。
うちが弱いのはおでんとどんぶり型のカップラーメンです。
車でのお客様が多いということは車の中で食べるお客様が多いことにもつながります。
車の中ではこぼしやすい汁物や特に容器の安定性の悪いものは嫌われます。
車の中でおでんやラーメンをこぼしたらたいへんです。
さて毎日出る大量のおでんの廃棄の一部は私の胃袋、ビールの当てになっています。
ちなみに今も食べていたところです。
その反面、片手で持てて、気軽に食べられるものはとても人気があります。焼いたフランクフルトやフライドチキン、ハッシュドポテト、同じポテトでも容器に入ったフレンチフライは不人気です。片手で持って、かぶりつけるものがドライバーには人気があります。
デザートではカップ系がだめです。まったく不振です。一方、片手で食べられるハンディー系が人気で私が発注するようになり、ハンディー系を強化したところ、おもしろいように売り上げが伸びました。
ところで、皆さんはコンビ二のおでんは全国チェーンですから、どこも同じと思われていませんか?
この辺がコンビニの地域密着のすごいところです。
私の店のおでんと貴方の地域のおでんとでは似ても似つかぬものかもしれません。
具や、汁に至るまでです。
おでんは江戸がで生まれましたが、江戸前のおでんはすでに希少です。ほとんどは江戸から関西に伝わり、関東炊きとして発達したものが主流です。それでも地域特性は強くて
具材、出汁の種類など多様です。
コンビニでは地域に合わせて、出汁もかえていますし、もちろん具材はけっこう違うはずです。
違うはずといったのは、伝聞でしかないからです。
コンビニのサイトで話を聞いたところ、味噌味の汁も少なくないようで、ちなみにこの味噌味のおでんは食べたことがありません。
焼津の黒はんぺん、黒い汁は食べたことがありますが、あまりおいしいと感じませんでした。
おでんの味やうどんのつゆ、お雑煮などはやはり慣れ親しんだ地元の味が一番安心感を持つし、それがおいしさにもつながっていくように思います。
貴方のいくコンビニのおでんはどんな味ですか。